はじめに
温湿度計を作ろうと思って調べていたら、こちらのセンサーにたどり着きました。
2週間かかりましたが無事到着。使い方を調べようと思ったのですが、他の似たようなモジュールの方が有名みたいでこの製品について説明しているページが皆無…そんなもん先に調べとけということで実際に使ってみてわかったことを紹介します。
このページでは4ピンのモジュール「GY-BMEP」について説明します。
6ピンのBME280モジュールでは無いので注意して下さい!
何ができる
- 温度・湿度・気圧がわりと良い精度で測定できる
- I2C接続
- アドレスは0x76または0x77が選べる
- 読み出しは早い
センサーの精度はわりといい感じです。この辺はずっと使ってみないとわかりませんが。
Vin、GND、SCL、SDAの4つのピンがあるので、I2Cで接続します。Arduino Nanoを使う場合は
SCL→A5ピン
SDA→A4ピン
に接続します。
電源は6ピンのモジュールと違って3.3Vでも5Vでも使えるみたいです。非常に便利です。
I2C通信を行うスケッチはこちらのページを丸パクリ参考にさせて頂きました!
※説明欄ではSPIでも通信できると謳っていますが出来ませんでした。
チップ自体は対応していますが、接続するピンがありません
真ん中の3つ端子はなに?
日本語で探しても答えにたどり着けず、モジュール名で検索して英語のQ&Aを見てみたら回答がありました。
どうやらI2C通信のデバイスアドレスを選択するためのものだそうです。
1つしか使っていないときは問題になりませんが、2つ以上同じ機器を使う時は、同じアドレスが2つ存在しないようにアドレスを変更します。このデバイスは通常時は0x76ですが、次のようにすると0x77に変更できる、とあります。
金の端子の真ん中と左の間を鋭利なナイフ等で傷つけて断線し、右と真ん中をハンダ付けして導通させます。

外気と室内の両方の気温が知りたい時とかに使えそうですね
今回は以上です
質問等ありましたら下のフォームからどうぞ
すみません、質問です。
この製品の信号レベルは5Vですか?
電源のみ5V対応なのでしょうか。
調べてもわからず、困っています。
arduinoで使いたいのですが…。
コメントありがとうございます。
調べても分からなかったので信号電圧を別のArduinoで計測してみた所、電源が5Vのときは信号も5V、電源が3.3Vのときは信号も3.3Vでした。
お使いのArduinoの種類によって信号レベルも変わりますので、そちらと合わせてお使いください。
わざわざお調べいただきありがとうございました!
なるほど電源電圧に連動するんですね。
助かりました!